山口百恵の生い立ちを語る自伝 蒼い時!歌詞ひと夏の経験の大ヒット裏話を独白!!

目  次

山口百恵さんの生い立ち
三浦友和さんとの結婚引退まで独白「 蒼い時」

「横須賀
誰かがこの名前をつぶやいただけで胸をしめつけられるような懐かしさを覚える。

横須賀を離れて8年。
私はあの街で生まれたわけではない。

小学校2年の終わりから中学2年の終わりまで、6年間を過ごしただけなのに、
この想いは一体、何なのだろう。恋いこがれる人を想う気持ちとは違う。

かといって、人が故郷を想う気持ちとも違う」<蒼い時序章>

なんとも言えぬ書き出しで始まる、当時空前のベストセラーになった自叙伝「蒼い時」は、結婚を境に生まれ変わろうとするがごとく「出生」「性」「裁判」「結婚」「引退」について赤裸々に語られている。

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彼女を創った 子供の頃の忘れられない境遇

山口百恵さんの生い立ちについては、「蒼い時」の「出生」の中に次のように語られている

「父と母は、いわゆる法律的に認められた夫婦関係ではなかった。

父には、すでに家庭があり、子供もいた。

母を愛しはじめた時、父は母の父に『責任を持ってきちんとします』と言明したという。

だが、戸籍に書かれた娘たちの名前の上には『認知』という二文字が置かれて視線いる。

母はそんな経緯を娘たちにはことさら報せようとはしなかった。

私がそのことを知ったのは、高校へ入学してすぐだった。

すでにその頃、芸能界で仕事をしていた私の、ゴシップのひとつとして週刊誌が戸籍謄本を『出生の秘密』と題して掲載したのである」<蒼い時>

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小さい頃まとわりつく視線

日曜日に会いに来る優しい父、散歩をしていると視線の鋭い「怖いおばさん」が母と一緒にいたときに襲って来た

「怖いおばさん」は、通ってくる父の法律的に認められた妻だったようです。

想像するに、小さな子供に大人の時事情など分かる由もなく、『彼女の年相応でない陰のある魅力や、喜ぶことの下手な授賞式で涙を流せない歌手』という事につながっていったのでしょうか。

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芸能界デビューのきっかけは

当時最高の視聴率をマークしたオーディション番組「スター誕生」への出演で準優勝し20社からの指名を受けて、映画『としごろ』に出演、同名の曲で歌手としてもデビューしました。

森昌子さん・桜田淳子さんと共に「花の中三トリオ」と呼ばれましたが、
「としごろ」が期待以下のセールスに止まったため、第二弾の「青い果実」では
イメージチェンジを図って、大胆な歌詞を歌わせる路線を取ったという事です。

32252996_220x178[1]これは「青い性路線」(「性典ソング」)と呼ばれましたが、
「ひと夏の経験」の大ヒットで大きく花咲くこととなりました。

年端のいかない少女が性行為を連想させるような際どい内容を歌う。

この「青い性」路線で百恵さんは絶大な人気を獲得することになり、『歌とビジュアルのギャップ、それに伴うある種の背徳感』が、百恵さんの人気を独特なものにしていったと言われています。

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