世界的なK-POPグループ・BTS(防弾少年団)。グラミー賞ノミネートやワールドツアーの成功、各メンバーのソロキャリアなど、輝かしい功績を残してきた彼らですが、実はその裏で**「脱退危機」や「グループ内トラブル」があった**ことをご存じでしょうか?
一見、完璧に見えるBTSのチームワーク。しかし、これまでの活動の中で何度も“崩壊寸前”の瞬間があったことを、メンバー自身が語っています。今回はその知られざる“BTSの裏側”に迫ります。
目 次
デビュー直後の苦悩――“J-HOPE脱退”寸前だった過去
BTSがまだ駆け出しだった2013年、実はJ-HOPEさんが脱退寸前まで追い込まれていたという事実が明かされています。
練習生時代、メンバーとの方向性の違いや不安、プレッシャーに悩まされ、「辞めたい」と本気で思っていたと、過去のインタビューで本人が語っています。
しかし、リーダーのRMさんが必死に説得し、他のメンバーも涙ながらに引き留めたことで、最終的にグループに残ることを決断。このエピソードはBTSの“最初の危機”とも言われています。
“ジン VS マネージャー”の衝突騒動も?
2018年ごろ、韓国メディアやSNS上で「ジンさんがスタッフと激しく口論した」という噂が拡散されたことがありました。
真偽は定かではありませんが、当時ジンさんがWeverseで意味深な投稿をしたことでファンの間では「何かあったのでは」と心配の声が上がりました。
のちに本人は「誤解されてるだけ」「自分たちは家族みたいなもの」と笑っていましたが、**超多忙なスケジュールや方向性の違いによるストレスが原因だったのでは?**という憶測も未だ根強く残っています。
2020年、“グループの存続”をかけた話し合いとは?
実は**BTSが本気で「活動を終わらせることを考えた時期」**があったと、メンバー自身が語っています。
特に2020年、『Dynamite』が大ヒットする直前、パンデミックの影響で予定していたワールドツアーが中止になり、モチベーションが大きく揺らいだ時期があったのです。
RMさんは後に「目の前の目標がなくなって、僕たちは“これからどうするべきか”を真剣に話し合った」と明かしており、ジミンさんは「自分の存在価値を見失いかけていた」と涙ながらに語りました。
この時の“グループ内ミーティング”は、解散と再スタートの分かれ道だったとも言われています。
“格差論”が浮上した2023年、ジョングクの葛藤とは?
ジョングクさんのソロ活動が世界的に大成功を収める一方で、SNSでは「他のメンバーとの格差が生まれているのでは?」という声が広がりました。
これに対して、本人は「一人でステージに立つことが、こんなに孤独だとは思わなかった」と語っており、裏では孤独や葛藤と戦っていたことを告白しています。
また、メンバー同士の距離が物理的にも精神的にも広がることへの不安を感じていたことも明かされており、ソロ活動による“個の成功”がグループに亀裂を生む可能性を本人も危惧していたことがうかがえます。
HYBEとの摩擦はあったのか?
BTSの所属事務所・HYBE(旧 Big Hit)との関係についても、一部では「方向性の違い」や「発言権のズレ」による摩擦があったのではという噂もありました。
特に活動休止の直前、メンバーたちが「自分たちの声が届かなくなっているように感じる」と発言していたことから、事務所主導の運営体制への不満が少なからず存在していた可能性が指摘されています。
とはいえ、HYBEもBTSの意思を尊重する姿勢を見せるようになっており、現在はよりフラットで対等な関係に近づいているとされています。
それでも“7人”でいる理由
これだけ多くの葛藤や危機を乗り越えてきたBTSですが、最終的に彼らが選んだのは**「7人で一緒にいること」**でした。
ジンさんは「このグループは奇跡」と語り、SUGAさんも「ぶつかることもあるけど、それは信頼してるからこそ」とインタビューで明言。
特にVさんが「BTSは家族。離れる理由が見つからない」と言った言葉は、ファンの間で“永遠保存”の名言とされており、メンバーの絆の強さが随所で確認できます。
まとめ:完璧に見えるBTSにも、揺れた瞬間があった
どんなに成功していても、どれだけ仲が良く見えても、BTSもまた“人間”の集まりです。
脱退、衝突、不安、迷い――そうしたすべてを乗り越えてきたからこそ、彼らは世界中から愛される存在になったのかもしれません。
そして今、2025年の完全体再結集に向けて、7人の絆は再び固く結び直されているはずです。
今後もBTSにまつわる内部エピソードや裏話、メンバーのリアルな声をお届けしてまいります。BTSの“表と裏”、そのすべてを知ることで、もっと深く彼らを愛せるはずです。
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