田中角栄 ロッキード事件で得した奴は誰?

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田中角栄を葬ったロッキード事件で、限りなくグレーは誰かそして一番得したのは?

田中角栄元総理が逮捕されるに至った「戦後最大の疑獄事件」であるロッキード事件、政治と権力がらみの事件の場合、まるでドラマのようなストーリーが展開されることがあるようです。

証人喚問の直前、児玉氏の証言を不可能にする作為がはたらいていた可能性が高い(→→児玉ルート ヤバい裏事情の頁で紹介した内容)が事実なら、一体誰がどのような目的で児玉誉士夫氏の証言を阻んだのだろうか?それも時間的に絶妙なタイミングで

・「得をしたのは誰だ」

この一連の流れで、利益を得たのは?というサイドから検証すると、また何か見えてくるものがあるようです。
中曽根・三木.jpg
もし児玉喚問が実現していたら、ロッキード事件は違った方向に展開していた可能性がある。丸紅を通じて角栄氏が受け取ったとされるのは5億円。一方、児玉ルートには21億円が流れたと報じられている。

平野氏によれば、「重度の意識障害下」にあり、国会での証人喚問は不可能と判断され、児玉氏の証言が得られなかったため、東京地検はターゲットを『丸紅ルート』で名前の挙がった国際興業グループ創始者・小佐野賢治氏と「刎頸(ふんけい)の友」である田中角栄元総理一人に絞り、逮捕に全力を傾けることとなった。

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限りなくグレー①
もし当局が『児玉ルート』にも切り込んでいたら、ダメージを受けたのは誰か?それは元防衛庁長官で当時幹事長だった中曽根康弘氏だったはず。

児玉氏を重度の意識障害下にして、証人喚問は不可能の判断をさせた児玉氏の主治医・喜多村孝一東京女子医大教授(当時、故人)の部下だった天野惠市医師の話によると、児玉氏の主治医だった喜多村氏は、その後、“中曽根氏の主治医”を名乗るようになったと証言している」

限りなくグレー②
事件発覚当時から、角栄氏の逮捕に至る流れは、政治的な思惑のある「国策捜査」ではないかとの指摘がされていた。

米議会公聴会で疑惑が出た直後の1976年2月9日に当時の三木武夫・首相は、与党内に影響が及ぶ疑惑であるにもかかわらず、「なすべきことは真相の究明」と言明して、権力側が政界ルートの捜査を検察に促す“逆指揮権”が発動したともいわれた。

そして結果として、三木首相と党内で対立する田中角栄元総理に追及の矛先が向かった。その三木政権を幹事長として支えていたのが中曽根氏だった。

限りなくグレー③
加えて、角栄氏が1976年8月に保釈され、田中派をはじめとする自民党内の反主流派6派閥が一気に「三木おろし」の逆襲を始めた際に、三木政権サイドについたのが三木派と中曽根派だけだった。
このことからも当時、自民党内で壮絶な権力闘争があったことは間違いないようです。

疑惑のベクトルが指し示す方向は同じですね。

こうして政治、捜査機関、司法当局、そしてメディアによって、“田中有罪”という世論の大合唱が作り上げられていき、『田中角栄元総理は物的証拠がないまま、証言だけで有罪になった。』

時は流れて平成の世になり、2008年に秘密指定が解除された米公文書に、中曽根氏とロッキード事件を結びつける記述が見つかっている。

〈ロッキード事件の発覚直後の1976年2月、中曽根康弘・自民党幹事長(当時)から米政府に「この問題をもみ消すことを希望する」との要請があった〉(2010年2月12日付、朝日新聞)

平野氏によれば、中曽根事務所は平野氏のこれらの指摘、米公文書の記述について、ただ「ノーコメント」とするのみだそうです。

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・なぜ、結果的に角栄氏だけが狙い撃ちされたのか

話しは最初に戻ることになりますが、 1972年9月に角栄氏が米国の意に背いて日中国交正常化を実現させ、同時に台湾との国交を断絶したことでホワイトハウスが激怒した―といった「米国の虎の尾を踏んだ説」

平野氏によると、「それを裏付けるような機密解除された米公文書の存在も報じられている。」ということです。

しかし、氏の訴えは「“虎の尾論”は一面の真実をついているでしょう。ただ、私にできるのは、『対米追従シンドローム』に侵された日本の権力者たちが、田中角栄という政治家を葬ったということを論証すること。
それが使命だと考えているから今回、『田中角栄を葬ったのは誰だ』を改めて出版した。事件から40年を機に、国民に目を見開いてほしい」
<週刊ポストより引用>

真実はどこにあるのだろう、40年という日々は長く当事者もほとんど存命していない。
ただいえることは、アメリカの思惑があったこと・いくつかの謀略があったこと・ベクトルは数多くのグレーは一定方向を指していること・権力闘争があったこと・決定的な証拠はない事
いずれにせよ、庶民としてはすっきりしない現実を再確認しただけということになるのでしょうか?
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